4歳の女の子ってこんな感じです

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ふーさん
ふーさん

パパ、ふーのこと大切なんでしょ?

けんた
なんで?大切って分かってるでしょ?
ふーさん
ふーさん

断言する?

けんた
えっ??

言い間違えたのかと聞き直しましたが、やはり断言と言っておりました。女の子ってすげー。もちろん、断言するよと答えましたが、こりゃあと2,3年したら口で言いまされるなぁ。

最近、娘の成長を感じます。

先日は、ふーさんにエプロンをさせようとしたら、お友達が、あたしもエプロンしたいとのこと。すぐ、エプロンを貸してあげたふーさん。あたしエプロンしたくなかったからいいよ。エプロン嫌いだもん。

幼稚園にお迎えに行ったとき、中の良い女の子と少し遊ぶとのこと。ブランコが二つ空いていたので、ブランコしておいで、と告げると、二人でブランコに向かって走りだしましたが、ブランコは幼稚園きっての人気遊具。別の子供立ちに走り負けして、ふたつとも埋まってしまいました。

しかしブランコは6つあるので、すぐ別のブランコが一つ空きました。見つけて二人で走りだしましたが、一つしかないのに気付いて、あたしブランコきらいだもん。〇〇ちゃんブランコしていいよ。

〇〇ちゃんがブランコをはじめると、あたしほんとは押すのが好きなんだ~とずっと押してあげてましたが、あたしブランコ嫌いだもん連発。目は、ブランコしたいな~と物語っておりました。でもずっと押してあげてました。

なんか、めっちゃ感動。こんなに成長したのか。

帰ってきて、教えてあげました。

けんた
けんた

パパ全部分かってるからね。ほんとはブランコしたかったげど、ゆずってあげれたね。パパ、すごいと思ってるよ

ふーさん
ふーさん

違うよ。あたしほんとにブランコきらいだから

このへんはママゆずり。素直に言えないタイプです。これを論破しても仕方ないので、スルーして、

けんた
けんた

でもね、パパには我慢しないで。お魚の煮つけ食べてるときに、ふーに美味しいとこ入れたんだよと言ったら、パパ食べて、あたし美味しいところ美味しくないんだ、美味しくないところが美味しいから食べたいんだ。パパの食べてるところ、美味しくないところ?ふーの食べてって言ってくれたでしょ

ふーさん
ふーさん

だって美味しいところ食べたくないんだもん

けんた
けんた

パパは全部分かってるんだよ。だってふーのこと赤ちゃんのときから育ててるんだから。お友達には我慢してあげて良いけれど、パパだけには絶対に我慢しないで。パパはふーが一番大切なんだから。ふーのためにパパ死んでも良いって教えてあげたでしょ。パパは、ふーが美味しいところ食べてほしいの。パパは、ふーのために我慢したいんだから。わかったね。

感受性豊かなので感動して泣くかと思いきや、ケロっとして、また別の話題にかわりました。なんか、絶対的な信頼を得られてるんだろうな~。わざわざ言わなくても、パパが大切にしてくれてるといことは、息を吸うようにものすごく当たり前のこととして分かっているようです。愛情込めて育てたから、心豊かな子供に育ってくれました。わがままで、パパ嫌いになることも多いし、寝起きは機嫌悪いですが、そんなところも含めて、大切な娘です。

4歳10ヶ月。記録として。