休日漁師ケンタの予定は、リエさん次第。
本日はユニクロへ行きます。その後、二つの公園に行きます。
はい分かりました。
明日は、ケンケンは自宅待機です。
はい分かりました。
明後日は、ケンケンは運転手です。
はい分かりました。
というわけで、中日にお暇を頂きましたので、夜釣りへ行くことにしました。
なぜ夜釣りかと言うと、育児に穴は開けれませんで、
お昼はふーさんの相手をし、ご飯を食べさせ、お風呂に入れて、
あとは寝るだけ、という段階にしてから出ることにしているからであります。
22時。三角西港。
本日はアジング縛り。
途中、ポイントが二つ。ヤマツリが一つ、名前を知らない小さな釣り具店が二つありますが、
どこにも寄らず直行。
干潮。異常なし。
鳩の釜漁港へ。異常なし。
樋合新港へ。異常なし。
やはり若潮。べた凪なのでベイトの気配もありません。
アジ・・・・おるとしたらやはり西港の外灯下。
と思い直し、西港まで戻りました。
しばらく車で仮眠した後、少しずつ上げてくる時間なので外灯下で投げてみました。
うーん。魚ッ気なし。今日もダメかしら。
と思っていると、あとからアジンガーお兄さんがやってきました。
まず一投げ。すぐにドラグがなり・・・
へ?ドラグ???
釣れてました。え??
その後、1投げ1匹でアジを釣りまくるお兄さん。
いやいや、ありえん。この魚の気配のない海に、そんな活性の高いアジがおるはずが・・・
と思いましたが、投げてはドラグを鳴らし、小さなクーラーに入れ、
すぐに投げてはドラグを鳴らし、小さなクーラーに入れという行為を、
少しの無駄もなく繰り返しておられました。
いやいやいや・・・
途中、ケンタも一匹あげましたが、
これもワーム、プラグ、ジグ、カブラといろんなリグを試みてのようやくの一匹。
その後はまったく反応ない中、お兄さんは相変わらず1投げ1匹。
そうや。このお兄さんは人間やないんや。きっとアジンガーの亡霊や。
と思い、逃げるように帰ってきました。
しかし、昨年の12月。アジングをしていたワテクシ。
その後いろんな釣りに手を出し、夏からは餌釣りも。
結果、アジングの腕はちっとも上がっておりませんでした。
もしお兄さんが亡霊でなかったとしたら、あのお兄さんが紳士にアジングに向き合った時間と、
ワテクシがいろんな浮気をしていた時間で、これだけの差がついていたということに・・・・。
道具が違うのか。釣り場を知り尽くしておられるのか。
いやいや、単純に腕やろな・・・。これは・・・・。
あの投げる時の音。遠投が効いてます。投げてすぐに巻いてる感じから、表層から中層。
同じようにやっても、まったく反応なし。
思い切り挫折しまして、へこみながら帰ってきました。
寒さでも空腹でもなく、単純に釣りの腕で心を折られて帰ってきたのです。
もう一度、ちゃんとアジングに向き直そう。
よし、もうこの冬はアジングとメバリングしかしません!
亡霊さん、初心に戻らせてくれてありがとう。