アオリイカ釣
中秋の名月、の、1日前。
煌々と丸い月に照らされた海へ、娘と行ってきました。
この日のテーマは、youtubeチャンネルいかがでしょうの店長さんに頂いた昆布つゆで、アオリイカの沖漬けを作りたい、というもの。
信頼のパタパタの中でも、群を抜いて好きなエギがこれ、夜行ブラック。
辺りが暗くなったら、とりあえずコレ投げておけば坊主なしの信頼感。
さっそく、未確認生物を釣りあげることに成功しました。
娘の一言。
ひっかかっただけじゃんコレ
しかし何かしら生物が釣れたという感触が、アングラーには勇気を与えます。たとえ海牛でも笑
その直後、ヒットしたイカさんはラインを緩めてしまったため外れてしまいましたが(久しぶりのエギングで驚いてテンションを抜いてしまった)、すぐに取り返しました。逃した直後だけにアンテナピンピン。さすがに取り逃がしはありません。
しかし娘がいるため安全地帯での釣り。まさか釣れるとは思っておらず何も用意していなかったためイカを地面に置いたところ石がたくさんついてしまい・・・この日は沖漬けにするのがテーマのため一度海水で洗うことに。これがエギングお決まりの悲劇を生みます。詳しくはyoutubeで。
すぐに二杯目もヒット。このペースなら15杯釣れるはずですが、そうはイカないのがエギング。満潮潮どまりであたりがパタっと途絶えました。はしゃいでるすきにもっと釣っておくべきだった。毎回同じ反省をします。
生きたまま昆布つゆに漬けます。墨を吐くのと入れ替わりに、昆布つゆがオアリイカの水分と入れ替わるのが見てるだけでもわかります。
エブリィ。174センチのワテクシはゆうに足を伸ばして寝ることができます。娘が小さいので、タテ半分のスペースでOK.もう半分は荷物を置いてます。
本番と期待していた朝まづめ。なぜ、というほど生命体の感覚がありません。魚もイカも、どこに行ってしまったんや。大潮といっても、潮位だけがかわって潮は動かない。あるあるです。
乗り物にのると、大半寝てしまう娘。海にぷかぷか揺られて眠る、ある意味幸せ。しかし海の上で寝てしまうなんて・・・パパを信頼しきっているのでしょう。
坊主、というワードが嫌いです。だって、諦めたってこととイコールですからね。諦めなければ必ず釣れます。たとえどんな日でも。持論です。
親ガチャ子ガチャのガチャガチャエギング
よかったら、youtubeでもご覧ください。
調理編
魚釣りから帰ってきたらすること。そう、料理です。
この日は魚が釣れなかったので、帰り道でゲットしてきました。
よくよる魚屋さん、大矢野の道の駅 さんぱーる。ここは朝どれ魚が並びます。豪快に魚がなげこまれおり、漁師感満載。あと、次期には渡り蟹がたくさん。型もよく、幾たびについ手が伸びてしまいます。ほかには、同じく大矢野、サンパール近くのAコープ。ここの魚も新鮮です。
今回買ったお店は、そのどちらでもなく、三角東港の天龍水産
ここは小さな魚屋さんで、いけすにある天然鮮魚の販売のほかは、その日売れるだろうくらいの数の魚しか置かれていませんが(ショーケースは)、仕事がとにかく丁寧。調理済み品の魚を見ると、やっぱり良いんです。我々アングラー。鮮度と、魚の扱い方にはひじょうに敏感です。売ってある魚にないのは、その部分ですが、これだけ丁寧に処理されていると少し高くても買いに走ります。買ってきたのはオコゼとマゴチ。
レシピ
①調理済みのオコゼは沸騰した湯にくぐらせて臭み抜きしたあと、水でよく洗います
②
水・日本酒=それぞれ600cc
みりん・しょうゆ・それぞれ200cc
砂糖 50cc
スライスしたしょうが数切れ
を混ぜ合わせ、①の魚を入れて15分煮ます。完成。
あまった魚の煮汁は、温泉卵(沸騰したお湯に卵を4分、その後冷水で15分で温泉卵ができます)を漬け込んで煮卵にしたのち、水(昆布だし)で3倍に薄めて、沸騰させ、火を止めてかつおぶし。うどんを投入して頂きます。さらにあまるので、炊き込みご飯にしたり雑炊にしたり、最後まで美味しく頂きましょう。
・沖漬けアオリイカのお刺身(卵黄とネギを散らして)
レシピ
①沖漬けのオアリイカを洗ってさばいたあと、刺身にします。
②卵黄とネギ、昆布つゆをかけます。
③よく混ぜて頂きます。
・オリーブオイルで炒めた沖漬けのアオリイカ
レシピ
刺身以外の部位、目玉やクチバシをとりのぞいたげそ回りは、オリーブオイルとニンニクで炒めます。
調理編は、チャンネル登録3人のさぶちゃんで公開しています。笑
こちらのチャンネルは、indoorがテーマ。
さぶちゃんらしくゆるめにやってますので、とくに伸ばそうとも思ってません。笑
パパ、おかわり
もうないねん・・・
サブチャンネル アオリイカの沖漬けをサバイテイクゥーッ
メインチャンネルの動画では、親ガチャというテーマについて字幕で語ってます。なんだか色気のない言葉ですよね。若者言葉ってフランクで遊び心が入ってるのだろうけれど、もともと詩を書いて大人になったワテクシ。好きくない。ということを語ってます。
動画見たらよいか、字幕見たらよいかわからないという方はコラムとして載せてますので、こちらで読んでみてください・・・・。
コラム・親ガチャ論争に終止符を打つ
親ガチャという言葉をニュースで見た。親ガチャに当たったとか、子ガチャに外れた、と云う風に使うらしい。親と子供の出会いが、運命的であることに異論はない。
でもそれはきっと、もっと丁寧に時間をかけて説明しなければいけない。
4歳のころ、パパと結婚するんだと娘は言った。5歳になったら幼稚園のオトコの子に恋をして、6歳になった今も彼一筋、寝ても覚めても彼のことばかり。
大人になったら〇〇ジ君と結婚するの 。 でも小学校は違うんだ
じゃぁ、また別の好きな子ができるかもしれないね
「できないと思うよ。だって〇〇ジ君みたいな人いないもん」
生まれてから6年しか経っていない小さな体で、立派に女子みたいになった。
じゃぁ、〇〇ジくんとパパどっちが好きなの?
〇〇ジくんに決まってるじゃん
もうパパのこと嫌いになったの?
まだギリギリ好き。でも小学生になったら嫌いになるよ。にゅう(中)学生になったら、大っ嫌いになる
車の中で、眠る前に、僕たちはいろんな話をする。たとえば、娘が生まれるまでの話。4年間子供ができなかった。とても悲しい出来事もあった。パパとママは疲れちゃって、もう子供はいいねと、犬を飼うことにした。
その前に旅行しようとママが言って、パパとママは広島で自転車を借りて、しまなみ海道を渡った。
旅行から帰ってきたら、君がママのお腹にやってきた。パパとママは、お腹のなかの君を大事に育てた。やっと生まれてきたとき、君は息をしていなかった。でも先生がマッサージをして、君は息をして、そして泣いたんだよ。
パパとママはとても嬉しかった。だからパパとママにとって、君は宝ものなんだ。
生まれときからずっと、愛してるよ。大切だよ。宝物だよ。起きていても、寝ているときでも関係なく、そうやって声をかけて育てた。
当たったとか、外れたとか、お金を入れてダイヤルをひねれば出てくるボールじゃない。親と子供の関係は、丁寧に、大切に、時間をかけて作り上げるものだ。わずかな間だったけれど、〇〇ジくんじゃない。
にゅう学生になって、パパのことを嫌いになっても、君の初恋はパパなんだ。
いつか君が年をとって、シワシワのおばあちゃんになっても、パパにとっては赤ん坊。僕の大切な、小さな、宝もの娘。
生まれてきてくれてありがとう。
娘に。2021.09.21 パパ