というわけで、しまなみ海道を、島走してきました。
今までの経験から、朝5時半起きは1日眠たくて無駄にしてしまうということがあり、
6時起床、6時半発で旅立ちました。
熊本-尾道は高速で6時間。2人で交代しながら運転したので、
思っていたより疲れず。途中、高速から広島の川の氾濫を目にしました。
水害で亡くなられた方の、ご冥福をお祈りいたします。
尾道へ着いたのは12時半。予定通りです。
最初に尾道ラーメンを食べました。尾道の街がお洒落で、びっくりしました。
商店街を、若者の町に立て直したような雰囲気でしたが、もともとお洒落な文化があるのかも。
昭和のガラス製品なども、多く置かれていました。
尾道ラーメンは、醤油ラーメン。醤油に詳しくないので、深くはわかりませんが、美味しかったです。
尾道から一つ目の島、向島へはフェリーで渡ります。橋でも渡れるようですがかなり遠いようです。
フェリーは、ものの数分。?という間に到着します。
向島は爆走したので、あまり記憶にありません。
橋は、どこも地上から40Mの高さにあるらしく、橋に辿り着くまでにかなりの坂を登ることになります。
が、橋の終わりは下りなので楽チンです。
因島で1泊の予定。
予約していたホテルが、山の上にあり気力の限界に。リエさんなぜここに・・・・。。
とバテていると、偶然通りかかった送迎バスに乗せてもらえることになり、何とか命拾いしました。
ホテルいんのしま。
山の上なので、眺めは最高。お風呂も大浴場があって、疲れを癒せました。
二日目、体力が回復しました。
よくロールプレイングゲームで宿に泊まり、HPを回復させることがありますが、あれは確かに。
0の体力が100まで回復します。お風呂とベッドは大事です。
二日目は因島を脱出し、生口島へ。ケンタは、ここが一番、気に入りました。
というのも、向島と因島は道が狭く、サイクリングロードってこんなもん??と思っていましたが、
生口島は道が広く、快適。ビーチもあり、気分も最高でした。
ちなみに、リエさんはいまだに「なまくち島」だと思っていますが(ケンタは性格的に
優しくないので間違えていていても訂正しません、と言うかつっこむのが面倒くさい)、「いくち島」です。
いくち島を抜けると、次は大三島。
ここで海鮮丼を食べることになったのですが、サイクリングロードから大きく外れた所にあり、
しかも山の上、かなりの坂道を登り、かなりの坂道を下りました。
海鮮丼は安くて美味いので人気らしく、開店30分前に行きましたが29番目で、1時間待ちでした。
12時半には受付が締め切られる盛況ぶり。
たしかに、「これが500円?と謎の安価、どういう仕組み??」
海鮮丼も美味しかったですが、道の駅も良かったです。他の島では置いてない商品も多くありました。
しかし、帰り道を考えるとうんざり。
今、下ってきた道を戻る気にはどうしてもなれず、遠回りですが島を1週して帰ることにしました。
しかしこれが裏目に。島の外周は海沿いですがかなりアップダウンを繰り返すコースになっており、
ここで我々は体力の限界を迎えました。家も自販機もしばらくなかったので、もう死ぬかと思いました。
この限界さで、果たして今日中に今治へ辿り着けるのか。。。
と思いながら、しかも自転車は今治駅へ17時までに返さないと行けなかったので
伯方の塩ラーメンは諦めることに。それでもギリギリなので、もう何も言わず、ただただ自転車をこぎました。
最後の大島は島の真ん中を横断するのですが、これまたアップダウン。きつい。
ようやく最後の橋へ辿り着き、ここは景色も最高。うずしおも巻いてましたが、もう時間なし。
しかもなぜか、大島から今治までずっと上り坂。なんだこの橋。もう無理~~~
と思いながら、なんとかこぎ終えました。
最後に思いましたが、尾道から今治へ向うより、今治から尾道へ向うほうが良いです。
橋もずっとくだりだし。
というわけで、気力の限界をこえた島並み海道自転車の旅でしたが、
終わってみると不思議なもので、もう一度、プランを立て直して島走してみたくなり、
ついでに、自分の自転車も欲しくなりました。自転車の楽しさ、はじめて知ったかも。
今治はみぶ川温泉、カドヤ別荘とうところに宿泊しましたが、お湯も最高。
宿のご主人も良い人で、話しやすく1時間くらい語らいました。
三日目は今治観光。バスへ尾道へ帰り、尾道も観光。
尾道は、1日遊べるくらい、商店街が充実しています。雑貨屋さんやカフェがめちゃめちゃお洒落です。
いつか自分の自転車を手に入れて、もう一度旅したいなぁ。
そんな、しまなみ海道の旅でした。
そうそう。帰りは熊本行きのヒッチハイカーを乗せました。20歳の、しゃこうてきな好青年でした。
どうやら高知県で、旅人の集まりで開催した祭りのための帰りらしく、熱く語ってました。
なんか、そういうのって二十歳ならでは。ケンタはもう無理です(現実にしばられて)。
1万しか持たない旅で、鹿児島まで帰宅する予定らしく、人生やなぁ。素敵や。
もし次に行くとしたら・・・・(経験者は語る)
車を尾道に停めて、バスで今治へ。
今治で氷と焼き鳥(今回、食べれなかった)を食べカドヤ別荘(けんたお気に入り)で一泊、
次の日、最短距離でしまなみ海道島走し、尾道へ。尾道で一泊。
尾道で一日遊んで、帰宅。たぶん、このプランで完璧。
高速道路を走るのでは?と思われる方も多いですが(実はワテも)、
実際はサイクリングコースが別にあり、高速に乗るのは橋の部分だけです。
★赤線(サイクリングコース)
③道幅も広くのどかな快適コース、ビーチと海の家あり。
④海鮮丼へ向かう道、かなりの登り坂の後、かなりの下り坂。
⑤安価で美味しい海鮮丼。
⑥充実した道の駅(各島と比べても最も充実)
★青線(寄り道コース)
①ホテル因島(絶景、大浴場有り)
②ホテルへ向かう際は、急激な上り坂。帰りは下りで楽チン。
⑦山越え(ショートカットの道、急激な登り坂だがすぐ海側に出る)
⑧海沿いだが、山道と同じで急激なアップダウンを繰り返す。かなりキツイ。
家も自販機もない。
⑨大島から今治へ向かうと、ずっと地味な登り。最後に堪える。
サイクリングコースは全長70キロ。寄り道したのでおそらく100キロ走破!
ワテクシとしたことが、動画を張り付け忘れてました。ここだけの話、ふーさんはしまなみ海道産です。笑。
もう5年前になるのか。