十年以上ブログを続けてきたワテクシがまさかの・・・・鯵フライの記事を投稿していませんでした。名だたるアジンガー兼ブロガーのワテクシがなぜ!?
というわけで本日は、漁師のワテクシが考える鯵フライの最もおいしい食べ方を教えます!
釣ってからすること
- 素手では触らない(人の手の温度は魚からすると火傷レベル)
- 網またはトングでつかみ道具で針をはずし、すぐ海水氷(注1)につけて氷締めする
*海水氷の作りかた
①細かく砕いた氷を海水と同量程度混ぜ込んでクーラーボックスに入れる。
②シャカシャカ降ると、一気にキンキンに冷える
- 海水氷の中で瞬間的に締められるため血が回らない、内臓が痛まない
- 持ち帰る
帰ってから
- 包丁を研ぐ
- 頭と内臓を落とし、ゼイゴを切り、腹を洗う
- 水洗いした後、よく拭いて水分をのぞく
- 三枚におろす(注2)
なぜ3枚かというと、ぞくにいう鯵フライようの背開きは面倒だし、別に大きく開く必要はないので。片身ずつ一口サイズにすることで、食べる個数も2倍に。でも鯵フライは大きくがっつりしたほうが良いという考えかたの場合は背開きでどうぞ。
3枚のおろしかた
これはもう、うすーく、うすーく。その心は、腹の身は最も美味いので。出来れば骨だけそげるくらいうすーく。
Vの字に包丁を入れて、中骨を身と一緒に取る。頭側の中骨しか気にならないので、下は取らない(ないのかも)。中骨くらい食べんば!と田舎の人は言いますが、ワテクシのようなシティボーイは気になります・・・。
親切なので動画でも解説
下処理と衣の付け方
用意するもの
- 3枚に卸した鯵
- 薄力粉
- 卵
- パン粉
- にんにく塩
3枚に卸した鯵は身側に塩をふって10分。水分が浮いてきたらキッチンぺ―パーで拭き取ることで臭みが取れる。にんにく塩をふって下味をつける。にんにく苦手だったら塩コショウで。
すでに美味そうなんですが・・・
質問ですが、鯵フライ嫌いな人っておると?
ちなみに売ってある鯵と釣ってきた鯵は、違う魚です。売ってるのは全部じゃないけどくさい。鱗が落ちてる時点で新鮮じゃないし適切に締められてない。アジングは1本釣りで、釣った瞬間に締めているので、やってることは関鯵と同じ。くさみがない。売ってる鯵は・・・やっぱくさい。
家族が1回で食べる分を、ラップで両側から包んで、角から巻いていくと、鯵通しがくっつかず保存できます。
金属トレイをしくことでよく冷えます。
瞬冷凍ボタンを3秒以上押して、瞬冷凍。これでいつでも鯵フライ。揚げ物はネタが冷えてるほうが良いので冷凍は理にかなってるかも。瞬冷凍は凍らないのでさらに◎
食べる分は揚げていきましょう。卵焼きフライパンにオリーブオイルを薄くしいて、つぶしたニンニクのかけらを落としてニンニクオイルを作ります。
まず低温で両側をかえしながらじっくりと火を入れます。
いったん取り出して2、3分冷ます。
次は高温で、短時間でカリッと。適切な時間は、見てたらわかります。
いたらきまひょか
世界で一番美味い食べ物の可能性あります。うますぎて気絶するかと思いました。