らっと言う間に日曜日…(元ネタが分かる方は、かなりのお笑い通)。
ようやくノートパソコンを開いた私ですが、最近ずっと疑問に思っていることがあります。
私は、本当に陰キャなのか。
真に、コミュ障と言えるのか。
陰キャは目立つことを好まないのではないか。コミュ障ならば、こんなにたくさんのキャラクターと関わらないのではないか。私が陰キャとかコミュ障だとか、半本のみなさまには、そしてこの事業的にはどうでも良い話ですが、私の中では大切なテーマですので、こんな記事を書くことをお許し頂けますでしょうか。
今週は帰省のため普段とは違って忙しく、家事に励んだら熱中症になり、もはや今回はユニポスの連載が出来ないのではないかしらと、U製保全の呂不韋こと末勝氏にゴーストライターを依頼してみましたが、
…既読スルーでした。
腐っても連載作家。穴をあけてしまうくらいなら、多少クオリティが落ちるとしても何でも良いから書いてしまえと、無の境地でノゾミマス。
今回のテーマは、ずばり、「陰キャの証明」です。笑
さて、そもそも陰キャとは何でしょう。AIに聞いてみました。
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「陰キャ」とは、「陰気なキャラクター」の略で、性格が暗く、内気で、友達が少ないなど、周りの人たちと距離を置いている人のことを指します。10代~20代の学生などが使う若者言葉で、クラスの中で地味な存在を表す場合もあります。
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まぁ、深く追求するまでもなく、やはり私は陰キャでした。これで終わるのは連載作家の名がすたるので、一応コミュ障についてもぐぐってみます。
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「コミュ障」とは、「コミュニケーション障害」の略で、特にインターネットスラングとして、対人関係が苦手で、人前でうまく話せない人や、社交的な場面で緊張しやすい人を指す言葉です。
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うーん。これは少し自信がないので、少し掘り下げてみます。私は、たぶん話が苦手ではありまへん。
人とも上手く付き合えるし、そんなに緊張もしないので、であればコミュ障の定義からは外れますが、この定義だけではコミュ障を語れないような気がします。
そもそも、話ベタだからコミュ障という訳ではないのではないかしら。
私が思うコミュ障とは、簡単に言うと人見知り。親しいひとや、友人とは気楽に話せても、いざ知らない人が現れると緊張してしまいます。私は人に心を開くのに3年はかかるので、本質的にコレに該当すると思います。
本質的にと書いたのは、ある程度、社会に矯正されてしまったから。生まれ持った性質は、まさに陰キャ、そしてコミュ障なのですが、社会に出て関わったたくさんのおかげで、それなりの社会性を身に着けてしまったようです。
18の頃、関西に出てきた私を知っている人は、理解されると思います。天草を離れ、一人、関西という異世界に転生してしまった少年健太郎は、言葉も通じない(方言きっついな~、何言ってるか分からへんわと言われました)異世界で、私は迷子になった外国人のような気持ちでした。
初めて見る関西人はみな一様に陽キャで、見た目陰キャなタイプですらびっくりするくらいの音量と激しさでしゃべります。
まさに、べしゃりの国。
私は言葉を発することすらままならず、毎日怯えながら過ごしていました。そんな状況でも冒険心だけは旺盛だったので、いろんな扉を開いてまわりましたが、会社のテニス部や、社会時のフットサルサークルでも、まったくしゃべらず、この子は喋らない子や。陰キャなんや、というのは暗黙の了解だったことと思います。
いつくらいから普通に話せるようになったのか正確には覚えてまへんが、初めて入った職場で、べしゃりの出来ないつまらない私に、いつも積極的にかかわってくれた先輩方には感謝しています。
最初に入った職場は、もう今はなきマスク試作課(波光電とは別事業です)。陽キャで、話が上手で、ぶっとんでてて、豪快に笑う愉快で楽しいトルコフ兄さん(仮名、身長190cm)とは長い付き合いで、いつも「けんたろ~、けんたろ~」と言って可愛がってくださいました。
30を過ぎてから転勤した熊本では、ほとんどの方から苗字で呼ばれますので、若い頃を過ごしたマスクや、波光電の兄さん方が、今でも「けんたろ~」と呼んでくさだるのを聞くと、私は兄さん方がいなければ今でも、18の頃のままの性格だったのだろうなと感じます。
波光電から転勤になり、兄さん方とは生き別れたような感覚でいましたが、京都に行ったはずの鈴木敏正さん(本名、笑)も、U製に戻ってこられ、一緒に競馬に行ったり楽しく過ごしています。
鈴木さんは優しくて、少年けんたろうが心を開いた数少ないお兄さんの一人です。どんな愚痴でもあきずに聞いてくださり、安倉寮近くのデイリーで1時間近く話を聞いてもらった記憶もあります。
ご飯もたくさん奢って頂きました(数万と言わないレベル)。時代は完全成果主義になり、ニュースでもソ〇ーが賞与をとりやめ、いわゆる「賞与の給料化」に代わり、年功序列が崩壊すると言うニュースを読みながら、コンプライアンスも何もなかった昭和の頃のばかみたいに騒いでた時代を懐かしく思い出しました。
生まれ持った性格は陰キャでコミュ障な私ですが、大好きな兄さん方から後付けによってコミュ力を付与されました。こんなに必死に陰キャであることを証明しなくても良さそうですが、若者が活躍したり、成果をもって会社に貢献することも確かに大事なのだろうけれど、人は人が育てるものだし、数値化はできない人と人の関わりによって仕事が成立しているということもまた忘れてはいけない大事なことだろうと思うこともあり、「陰キャの証明」をもって、伝えたかったとです。
と言うのは完全に後付けで、文章の面白いところは、書きながら次のテーマが生まれるところですね。笑
書かなければ見えてこなかったことに気付けることが、作文を書くことの魅力です。
陰キャが、賞与廃止につながるなんて、さすがの陰キャな私も想像すらしておりまへんでした。せっかくなので、仕事の話をしたいと思います。
転勤、転籍を繰り返す私ですが、どこの職場に行っても仕事はチームで行います。保全は2マンセルだったり、5マンセルだったりと職場によって違いますが、チームで仕事をするということに、何より必要なスキルはコミュニケーション能力だと思います。私たちが愛用しているチームスも、そんなところが名前の由来になってるのではないでしょうか。
5マンセルの場合は、みなが情報を共有するのにチームスがとても役立ちます。リーダーに伝わる情報を、いかにスムーズに全員で共有できるか。ミスがないよう、上手く伝達することができるか。
娘のサッカー(ロアッソのユニフォームで頑張ってます)を見ていて思ったのですが、個の力だけでは勝てない。特別な1人が自己中心的にふるまうチームより、フリーになっている選手に確実にパスを出せるチームワークの方が、確実に1点をとることができます。
仕事も同じ。
天才は大切な存在ですが、やはりチームワークは大事。点なんて誰が決めても良いのです。意見を持ち寄り、最終的に最も早く結果を出せるチームが、真の仕事力だろうと思います。
コミュ障の私が言うのも何ですが笑
古き良き時代を三菱電機で過ごせたことを感謝しています。
さて、帰省中の私、
娘の運動会は雨により延期。
今日は自転車とエアコンを買ってあげたあとに、コナンを観に行く予定です。
では、また。

天草生まれ、天草育ちのオジサンですが、ひょんなことから単身赴任になり関西へ。関西で魚が100匹釣れたら帰れるんやないかしらと淡い期待を抱きながら、日本海で魚釣りに励んでいます。キャンプ、車中泊などアウトドア全般が大好きです。