2年前、一緒に安倉寮に来た西島先輩(以降、先輩ニキ)と大浴場で30分ほど語らっておりました。
テーマは、「アンチエイジング(老化防止)」。
先輩ニキは「体」のお手本ような方で、休日朝は6時前に起きて布団や洗濯物を干し、朝食をとってからランニング、帰宅後はお昼寝。
いつも底抜けに明るく満面の笑みで、話術は半本二(じっくりコトコトの順治先生の次席)笑 お金をかけない生活を心がけておられ、部屋に設置した鉄棒で日々背筋を鍛えておられます。
「心技体というが、僕は体が先に来る」とは日米野球で殿堂入りされたイチロー氏の言葉ですが、先輩ニキはまさに体つくりのお手本。
鍛えられた体が先にあり、心が整っていることが見てわかります。大浴場での話題は、おもにトレーニングの内容や、ストレッチ、マッサージなどのボディメンテナンス。
体はつながっており、お腹のダイエットをしたければ下半身を鍛える必要があることや、姿勢にかかわってくる背筋の重要性など。
マッサージひとつとっても奥が深く、おでこは後頭部まで筋肉でつながっています。
おでこのシワは、頭の筋肉が固まって使えていないから。エラも同じ。エラ張りは咬筋の発達が原因ですが、咬筋だけでなく側頭筋や頬骨弓、リンパ腺だって関わってきます。
知れば知るほど面白い美容の世界ですが、若いころは労せずとも張りがあるため、そんなこと考えたこともありませんでした。 大浴場での興奮をもって夜勤へ行き、同じ保全係の石井さんに情熱をもって美容の話をしてしまいましたが、若くハンサムな石井さん(以降、アイエスアイ)にはピンと来てなかったようで、美しいアイエスアイの瞳には熱暴走しているおじさんが一人映っておりました。 若いころから筋トレやマッサージに励んでおけば、より若くいれると思いますが、切羽詰まっていないニキたちには、なかなか伝わらないものです。
だけど私は伝えたいのです。
今、この年になってようやく気付いた積み重ねの大切さ。
人は体が資本です。
仕事だってもちろん、体つくりからはじまるはずです。
仕事を頑張りまくって、休日に寝込んでいるようでは元も子もありません。
休日も仕事同様に大切な一日です。
先週もたくさんの拍手を頂きました。
同じ半本で事業をともにするみなさま。
7世代IGBTじゃないですが、世代もさまざまなことでしょう。スケバン世代の方、一番損な世代で話題の私たち超氷河期世代、ゆとり世代、さとり世代。
お金をかける必要はないし、むしろ高級なクリームを塗りこむより頭皮をやわらかくマッサージするほうがずっと健康的なはず。世代をこえて、このメッセーが届くことを祈っています。いつか半本で
いつか半本で働く未来の子供たちのためにも、私たち一人ひとりが体を若くたもち、良い仕事をし、この事業を守り抜きましょう。また、スケールが大きくなってしまいました。ただのU棟の壁際族なのに失礼しました。 たくさんの拍手のお礼にかえて、あるいはバレンタインの友チョコにかえて、このお便りをお届けします。see you

天草生まれ、天草育ちのオジサンですが、ひょんなことから単身赴任になり関西へ。関西で魚が100匹釣れたら帰れるんやないかしらと淡い期待を抱きながら、日本海で魚釣りに励んでいます。キャンプ、車中泊などアウトドア全般が大好きです。