kentas holiday

kenta no kyujitu

2012年8月 タイ

ブログランキングに参加しています。よかったらポチっと押してあげてください。

ケンタ靴紛失難事件(別称:リエ靴窃盗事件)

朝から、バンコク寺院観光をした日の出来事です。

旅の二日目、この日はツアーを申し込んでいました。
スケジュールは、7:00頃ホテル発、ワットアルン(暁の寺院)、ワットポー(涅槃物寺院)、
ワットプラケーオ(エメラルド寺院)、王宮と、たくさんの寺院を巡るコースなのでした。

ツアーなので、楽チンな旅なのでしたが、ここでも事件は置きました。
まずは、順を追ってご説明しましょう。

「けんた靴紛失事件(別称・リエ靴窃盗事件)」

概要。

バスに載って向かったのは、ワットアルン(暁の寺院)。ワットというのは、大抵の寺院の
名前についていますが、タイ語でその名も(お寺)の意です。
となれば、アルンは勿論、(暁)という意味なのでした。

ここは、チャオプラヤー川の川べりにそびえ立つ寺院で、船に乗って向かいます。
タイの川は、みな茶色かったのですが、たぶん泥水なのだと思います。
船に乗っている時間は、ほんの2~3分くらいだったかしら。
すぐ着くので、料金も数バーツだったはず。船もバンバン出ます。

川から眺める寺院も素敵だったのですが、着いてみると、なんというか、大きい。

ツアーガイドさんが、写真を撮ってくれました。大きさが分かるでしょうか。

ガイドさんの話では、中国から持ち帰ったお皿が割れてしまい、勿体ないので割れた
お皿を綺麗に貼り付けていって寺院を飾ったらしいです。

このセンス・・・・・なかなか日本にはないかも。

リエさんもお寺を支えてみました。

趣があります。
ツアーなので時間が限られていて写真に凝る時間がありませんでしたが、素敵でした。

目を話した隙に、リエさんはコスプレさせられてました。
「200バーツを150バ~ツ」と声をかけられ、「うーん150バーツか・・・・」と迷っている
隙に、いつのまにか数人に服を着せられていたのでした。

見学していると、僕も声をかけられたのですが、

「お~、オトコ、カッコイーネ、フタリデ250バーツ、OK?」

という感じでした。けんたはあんまりコスプレに興味がないので、断固拒否しました。
ちなみに、1バーツが2,6円~2.9円くらいなので、大体3掛けして計算してました。

なので、150バーツは、日本円で450円くらい。けっこう高いような。
ちなみにタイの人の平均月収は3万円くらいだそうです。

観光してみると分かりますが、かなり貧富の差のある町です。
道端で不衛生な感じで過ごしている人も居れば、デパートでオシャレにランチしているタイ人もいます。

次に向かったのは、ワットポー(涅槃物寺院)。

ここはかなり広く、迷子になりそうなほどたくさんの寺院が入り組んでいます。
有名なのは、涅槃像。

日本も仏教の国ですから、そんなに違和感はありません。奈良という感じです。
しかし大きい。

そして金ピカです。

お釈迦様は、偏平足なのでした。

コインを買って、入れていきます。全部で108つ。煩悩の数です。

次に向かったのは、ワットプラケーオ。壮大な場所でした。

境内には、プラー・シー・ラッタナーチュディという黄金の仏塔やプラ・モンドップと呼ばれるタイ様式の尖塔、
プラサート・プラ・テーピドーンと呼ばれるクメール様式の尖塔などの寺院群の他、
インドの叙事詩「ラーマーヤナ物語」が回廊に描かれており、随所に見所があります。


というわけでいくつもの寺院が立ち並び、入り組んでおり、まるで迷宮です。

そして、何より人の多いこと・・・・・。生まれつき人ゴミが苦手なケンタは、
すっかり疲れてしまいましたが、リエさんは平気だったようです。

まっすぐ歩けず、スリに最新の注意を払いながら、疲労困憊で思考も停止。
そんな折、事件は起こります。

あかん、この写真見ただけでまた疲れてまう。

たくさんの像、たくさんの寺院が並んでいます。

事件現場の本堂です。聖域なので、靴を脱いであがります。堂内は撮影禁止です。
壁面には、仏陀の教えや仏教観を表した極彩色の壁画が描かれており、荘厳な空気が流れています。

うーん、凄い。

というわけで、堂内の見学を終えて靴置き場に行くと、何でかケンタの靴がない。
一瞬で、頭をよぎったのは、

「リエちゃん、おれの靴とられとる」!!!

大騒ぎになりました。リエさんの推測によると、これは靴を盗んで、靴を売りにくる
パターンらしく、そんなことよりどうやって帰るんや状態。

スリの国タイ。噂には聞いていましたが、まさか靴まで盗むとは。

とりあえずガイドさんに言おう!!!

と、パニックになっていると、全く同じコンバースの靴を履いているリエさんも、
「あたしの靴と何か違う」とのこと。足が痛いので、つぶしてスリッパみたいにして
履いたのに立ててあったのです。

それを聞いて、ふと思ったのは、「リエさんココ、俺達の靴置き場じゃないんじゃ・・・」。

え??というわけで考えてみると、靴を抜いた場所と、少し違っていたのでした。
この寺院は、本当に迷宮みたいで、さらに四方八方が対称に作られていて、
靴置き場まで同じのがあったのでした。

まぎらわしいわ・・・・と思いながら、てことは、と2人で考えた結果、

この写真でリエさんが履いている靴は、リエさんのではない靴なのでした。
同じ場所(段)に置いてあったから間違えたのでした。

後にこの事件は、「リエさん靴窃盗事件」と名付けられることになります。

よくよく聞いてみると、履いてみて「何か違う。たぶんあたしの靴が取られて、
これはケンケンの靴だ」と思っていたそうですが、

靴がないと帰れないので、発覚するまで自分の靴ということにしようと思っていたようです。

さすがリエさん。ある意味、ほんまに盗難やん!!!

被害者けんたは黄昏れまして、何とか自分の靴を発見。

そんなわけで、2人でフラフラになりながら迷宮を脱出したのでした。

旅に事件はつきものです。

りえさん免疫低下事件

今回は、ケンタが旅への恐るべき適正を見せる一方で、リエさんは次第に衰弱して行った、
というお話をしようと思います。

二日目の夜だったでしょうか。

旅というのはより人間性が出てしまうのか、日常生活よりもケンカしやすいようで、
そういえばハワイのときもケンカをしたのですが、またしてもケンカになりました。

そもそもの始まりは、「リエさん何も聞いてない事件」からスタートしたように思います。

ガイドさんの説明(空港内の説明とか)を、リエさんがまったく聞いてかたったことに端を発しまして、
これはケンタがしっかりしなければ、と気をはりつめていたのでした。

台北の空港では、トランスファー(乗り換え)に進むんや!
T1とT2とのり口があるので、間違えないように気をつけるんや!

など、説明を暗礁しながらリエさんを何とかタイ王国へ案内したケンタでしたが、
説明を聞いていないというか、何も覚えていないというほうが正確な表現なのか、

搭乗ゲートがF5なのを、何度も聞いてきたリエさんが、6回目にようやく、
「F6だった?」と、少し近づくくらいの暗唱ぷりに、次第に疲れてきていたケンタでした。

これが、長々としたケンタの言い訳ですが、

2日目の夜、それまでの旅の家計簿をつけていたリエさんが、

「象さんポーチはいくらだった?」
「鳥飯はいくらだった?」
「かにカレーはいくらだった?」
「チップはいくらだった?」

と、連続で6個くらい質問。一つずつ答えていたケンタでしたが、6個目くらいで、

「何で1個も覚えてないの?自分で交渉して値段下げたヤツでしょ」
と怒ったところ、
「早く言ってよ」、「もう言わない」、「いいから早く言って」、「もう言わない」の押し問答になり、

ついにリエさんが激怒。もうこっち来ないでよ、一人で寝てよ。と激怒。

「わかったわかった、130バーツ」と慌てて答えましたが時すでに遅し、
ケンタのものを散らかして不貞寝してしまいました。

一人残されたケンタは、「なんで何も覚えてないんや・・・・何でなんや」とぶつくさつぶやきながら
過ごしていましたが、ほどなくしてリエさんは数秒で就寝。

一人で寝れないので、りえさん布団にもぐりこんだところ、もうすっかり寝ていたので
大丈夫でした。そして、午前3時。事件は起こりました。

突然、起きたリエさんにつられて起きると、「ケンケン、あたし気分悪い」と呟き、
すぐトイレに。かけつけると、ゲロゲロしていました。

まじか・・・・・・。日本じゃないのでどうすれば良いっけ・・・と焦り、ひとまず介抱しながら
様子を見ていましたが、何とか大丈夫そうな感じで朝を迎えました。

そんなわけで、2人ともあんまり寝れず。理由は、よく分かりませんが、食中りなのか、香辛料が
うけつけなかったのか?、水か?な感じだと思います。

リエさんによると、タイ料理の独特の香辛料が、あんまり受け付けなくて、
起きて思い出したときに気持ち悪くなって吐いたそうです。

朝、迷いましたが、せっかくなのでツアーに行くことになりまして、アユタヤ王朝を見学しましたが、
すでに疑い深くなってしまったリエさんは、あまり食事も取らず、テンション低めで過ごしたのでした。

夜はナイトマーケットに行きましたが、やはしリエさんのテンションがた落ちのまま。
何かを食べるのが怖いらしく、あまり何も食べず、テンションも落ちたまま3日目を終えました。

4日目は、何とか回復しましたが、すでに旅は終わっており、
ついに、衰弱したまま観光を終えてしまったタイの旅なのでした。

ちなみに、3日目の夜、元気なケンタはタイ古式マッサージに行くつもりだったのですが、
やはし一人では行動できず、夜10時に就寝してしまったリエさんの横で、

ひとり、コンビニで買ってきた旭スーパードライをちびちび飲んだケンタなのでした。
チケットを貰ったのでホテルのバーで、ウエルカムドリンクを飲めたのに、一人でアメリカ人の群れに
乗り込む勇気もなく、消化不良の夜でした。

無念。


でもよく考えたら、ハワイのときはケンタがゲリピーなのでした。まさか東南アジアには適正あるのか。

タイで食べたもの。

ランチバイキング。ツアーで頂いたのは、2食ともランチでした。
カレーが、美味しいけどかなり辛いのと、いろいろと香辛料が入っており、独特の料理です。

これもツアーのバイキング。カレーがやっぱし辛い。美味しいけど辛い。

順不同でお送りしています。これはナイトマーケットの焼き鳥屋さん。
けっこう、日本並の値段でした。もやしファイヤーを注文したところ、
ファイヤーのサービスがありましたのでパチリ。

タイは貧困の一面もあります。人のあふれるメインストリートの直ぐ裏は、廃墟。
歩くのも少し怖いくらいです。むかってるのは、鳥飯。

有名なお店らしいです。屋台で、料金も激安。鳥が、やわらかくて美味しいです。

スープも美味しいです。

次は街中に出ました。サイアム駅周辺です。日本でいう渋谷みたいな存在。

マンゴータンゴーというお店。

マンゴー激美味し。

これはホテルの朝食。やはりバイキング。

これは、ソンブーンという有名な料理屋さんのカニカレー。
食べたことのない味で、かなり美味しでした。

チップを払うらしいと本で読んだのですが、どうやって払うのかわからず、
食べ終わってもしばらく他のひとの支払いを観察。

テーブルで会計を済ませたあと、おつりを貰ったときに、チップだけ残すのでした。
だいたい100バーツくらい渡すみたいです。

直、ベッドメーキングのときは20バーツ、象使いにも20バーツ、
マッサージしてくれた人には100バーツ渡しました。

チップというか、「チップ」という感じで、みな請求してきました。


マッサージでは、終わって着替えた時に、「けんけん、チップ払って」と頼まれまして、
どうやら「リエさんチップ払えない事件」だったわけで、

エレベーターではアメリカ人に、「ぐっモーにーんぐ」と元気に話しかける社交性のある
リエさんですが、意外に弱気な一面を見せましたので、

まいっかとかわりにリエさんのマッサージしてくれた人にチップを払ったところ、
僕のマッサージをしてくれた人が慌ててやってきて、「no!あんたはあたし」と
チップを請求してきました。

チップって、怖い。もう最初から料金に含んどいてよ、という感じです。
象使いには、チップ渡すんだっけ?と迷っていましたが、チップを渡すまで
降ろしてくれない感じでした。笑


それから、食事に関してタイ料理は、甘いと辛いが極端でした。
食べれないくらい辛いカレー。独特の香辛料を使ったトムヤンクン。
ハワイの時もアメリカなので大味でしたが、やはし極端なのはよくないらしく、
タイの人の寿命は短いそうです。男性は61歳だったかな。
排気ガスの影響もあるそうで、病気になるそうです。

ハワイの時はそうでもなかったのですが、今回は日本食がかなり恋しくなりました。
繊細な味付け。素材を大切にした料理。こと料理に関しては、日本食に優るものはないのでは…。

と思ってしまうのは、ただ日本の味覚で育ったからかしら。
でも食材に関しては、日本の素材はやはし良いのです。

しまった・・・脱線したのでオチの言葉に結びつきにくくなってしまった・・・・
こうなれば無理やり・・・・


それにしても、旅に事件はつきものです。

まとめ

3泊4日で、タイに行ってきました。

ご報告と、お詫びですが、みなさまお土産はありません。お金も時間もなかったのです。
うぅぅぅ。。せめて、頑張って旅のブログを仕上げますので、これをお土産にしてくださいませ。

さて(話を変えよう)、

タイの旅ですが、なかなかの非日常でした。やはし旅はするべきです。
一度は経験しておかなければいけない、他国の文化。

日本の文化で当たり前に育ってしまいましたが、
日本の常識と他国の常識は似て否なるものですね。

旅リーダーリエさんのモットーは、若いうちに旅をする。
確かに、まだ価値観の修正可能な若いうちに旅しておくことに意義があると思います。

タイは横断歩道がなく、たまにありますが信号は壊れています。

車が優先で、車の合間をすりぬけて人々は道を歩きます。
原付は3人くらい乗っています。タイの警察は優しいので、つかまえないそうです。

車は大量で、常に渋滞。進路変更しまくりで、たぶん僕達のスキルでは運転できません。

不思議な街で、東京ほどのデパートがいくつも立ち並ぶ一方、
歩道は不衛生な様相。道端で犬たちが交尾しています。
屋台は、怖くて食べれませんでしたが、タイの人たちは忙しいので、ご飯はみな屋台で食べるそうです。

給料は3万円。家賃は1万円の一方、ナイトマーケットにいくとお金持ちのタイジンたちが
数千円する焼き鳥を美味しそうに食べています。見た目もオシャレです。

世界遺産のアユタヤも、そのままな感じ。日本ほど修復していないので、劣化していますが、
その分、より本物感があります。

首都を離れると、広大な平地。空気も綺麗になります。日本人は郊外に住んでいるそうです。

いちばん感じたとは、街や人々に発展途上の勢いがあります。
生きるって、本来こういう生命力なのかしら。

日本は、下降している感じです。すでに完成された社会ゆえ、規則正しく日々をすごしていますが、
活気というものは遠く及ばないような気がします。

それから、この旅では、最初に2万円だけ両替しましたが、物価も安いので十分でした。
途中でリエさんが衰弱したので、完全に満喫とは行きませんでしたが、それでも楽しい旅でした。


りえ写真


ども。りえです

最近茄子にはまっています・・
茄子おいし~

けんけん。

象かわいい
街のお寺も良かったですが、
アユタヤの方がのんびりしていて良かったです。

象。ここで乗りたかった・・・

柔らかな表情です。
洪水のとき、ここまで水が来たみたいです・・・


タイの人は、月曜日から金曜日、全部外食(屋台)で食べるんだってー
らくちんー

タイの人は、王様が好きみたいで、あちこち写真が飾られてました。
今月は、女王様の写真が・・今月誕生日らしいです。

チップってめんどくさいなぁ。。

ジロリ。

おたくけんけん。


野良犬、多すぎー!

飛行機の映画が新しいのばっかりで、良かったー


タクシーの色がカラフル。
誕生日の曜日の色にしてる人が多いらしい。。

余談

帰国後、体が病んでしまったのと社会復帰に疲れたのとで、記憶が消えていきました。
タイ旅行では色んな事件がありましたが、それも三行ずつくらいの記憶となってしまいました。

無念ですが、まったくたいした事件でもない事件簿を、せめてもの償いで一気に
綴ってみようと思います。

事件3 けんたふくろう事件

免税店の出来事です。変わった建物で、出口が分からずさまよっておりました。
ツアーガイドさんの話では、出口すぐに駐車場があるという説明でしたので、
兎に角、いろいろ彷徨って出口を探すことにしました。

1階をぐるりと回ると、バスの絵の書いた標識と矢印があったので、
これは間違いないということで、「りえちゃん、こっちや」と勢いよく進んだところ、
何やらガードマンの白人がやってきまして、「△○× △△□?」と声をかけられました。

あかん・・・何も分からん・・・・・と及び腰になったところ、

妙に、こういうシチュエーションに強いリエさんがコミニュケーションしはじめ、
「けんけん、こっちじゃないらしい」という回答を持って戻ってきました。

以前、テレビでフクロウの特集を見たことがあるのですが、フクロウは弱い相手の
場合は体をふくらませて相手を威嚇するそうですが、逆にかなわない強い相手に出会うと、
相手から見て体を横に向けて、まるで木の枝くらいに細くなってしまうのです。

これは何もフクロウに限った行為ではなく、生き物が本来もつ防御本能のようで、
この時の僕も、体を横に向けて外国人の視界から消えようと細くなっていたのでした。


なんという恥かしい・・・・・頼りない事件なのでした。


事件4 りえ電車逆走事件

人の多いのが苦手で、ツアーで王宮を巡った日は凄く疲れてしまったケンタでしたが、
夜までリエさんのスケジュールはびっしり。

着替えて、夜の町へお買い物にでかけました。

マンゴータンゴーのお店なども満喫して、その帰り道。ほとんどダウン状態だったので、
旅で初めてリエさんを信用して、何も考えずに電車に乗ったのですが、

電車が走りはじめたのは、ホテルのある町と逆方向。

やはし、こうなったか・・・・と落ち込んだ事件でした。
リエさんは自信満々で、目的地へ進むタイプなのですが、任せるとゴールには辿りつきません。

そういえば沖縄で出会ったときも、道に迷って海にも辿り着けず1日を過ごしていたのでした。



事件5 けんた漢字間違い事件


パソコンばかりの生活で、漢字を忘れてしまっていることが多いのですが、
日々悪化していることに、旅路で気付かされました。

入国の際に、監査の人に渡す記入式の紙があるのですが、

旅の目的、という項目で、自信まんまんに「歓行」と書いたところ、隣に座っていた
リエさんが、「ケンケン、漢字間違ってるよ」とのこと。

「わってるよ、歓光」でしょ、と書き直したところ、

「いや、カンも違うんだけど」との指摘。もはや自分が日本人なのか分からなくなった瞬間でした。

ブログでも文章を綴って、変換ミスに気付かないことが多いのです。
うぅぅ・・・・お恥かしい限り。


事件6 りえ貧乏事件(15バーツ使い切り事件)

リエさんは旅でも金銭感覚がぶれないタイプで、どのお店に行っても一生懸命、
お店の人に値切り交渉していたわけですが、僕は面倒くさがりなので、もう十分安いから
この値段で良いんではないかしら、と言い値で買い物して、何度かリエさんに怒られました。

先に渡したらマケテくれないんだよのこと。うぅぅ・・・・面倒くさい・・・・・。

な旅を繰り返していたのですが、基本的には、値段交渉を楽しむのが旅人の本質のようで、
リエさんは旅を十分楽しんでいたようです。

そんな旅をおえて、残ったのは15バーツ。日本円で、45円しないくらいです。
空港について、搭乗口に入ってからは物価が日本並みに戻りまして、
置いてあるお土産も高いものばかり。やはしタイって安かったのねと気付かされた瞬間でした。

さて帰ろうと思ったら、リエさんがお菓子コーナーで何かを一生懸命探しておりました。

お察しの(タイトル)通り、15バーツのお菓子を探していたのです。
リエさん、ぶれないね~と関心しながら見ていましたが、15バーツの商品は結局なく、

最終的に、日本の空港内で、募金箱に寄付したのでした。1円を笑うものは1円になく。
送料込み300円の服を見つけ出す、リエさんの真髄を見た事件でした。


事件7 けんた鍵亡くした事件

これは、もはやタイトルにしたのが申し訳ないくらい普通の出来事なのですが、
「リエさん、ホテルの鍵(カードキー)がない。金庫に入れてたのに」と、ホテルの金庫を
一生懸命さがしていると、「ケンケン、バッグに入れたんじゃない?」とのご指摘。

そんなわけないとバッグを見ると、普通に入っていた事件です。

事件8 近道なかった事件

ホテルの後ろにある公園から、駅に行くと直線距離で着くという情報がどこからか入り、
2人で一生懸命公園に行く道を探したのですが、どこにもなく。

駅はホテルの真後ろにあるのですが、結局、すごく大回りなルートを選択して
毎回駅に向かいました。

一度、公園の道を一生懸命探した日があって、あとに引けず駅と反対方向に向かう道から
公園に出る道を探したりしたのですが、どこにもなく、逆に大幅なロスが発生しまして・・・・・

そのとき、リエさんが怒ってる様子が写真に残っておりました。許可が出たらアップします事件。


事件9 飛行機いない事件

台湾について、飛行機の乗り換え。チケットの搭乗口に行きましたが、何か様子が変。
どうみても日本人が一人もいないので、おかしいね~と2人で話して液晶掲示板を見にいったところ、
搭乗口が変更になっていました。まったく逆の建物だったので、これはアカン・・・・
と全速ダッシュで向かったところ、日本人の顔がたくさん見えて安心したのですが、

どれだけ待っても、僕らの便の案内表示が一向にでず。係りの人に聞いても、
あっちいって待っといてとのジェスチャー。日本語をしゃべれる人もいなかったので、

周り中の日本人があたふた、オロオロしていたのですが、結局、飛行機が遅れていただけで、
1時間くらいして案内表示がでました。何というか・・・・・外国って不親切なのです。

日本が親切すぎるのか・・・普通だったら、遅れている表示くらい出してくれそうなのですが・・・

いや。甘えすぎなのか・・・・・。事件。


事件10 りえ消費税法案成立事件(お小遣い危機事件)


最後は国内最大級の事件です。台湾出国の飛行機に乗りまして、3泊とは言え、
日本の情報が遮断しておりましたので、日本語新聞を取り、オリンピックの状況を
観ようと思ったところ、目に飛び込んできたのは一面の、「消費税法案成立」。

「ちょっと貸してん!!!」と凄い勢いでリエさんに新聞をひったくられました。

それから、目をものすごく大きくして新聞を覗きこんでいたリエさんでしたが、
新聞に書いてあるのは切ないことばかり。消費税があがったら、一般家庭では
年間30万円の出費増。他にも、消費税意外で上がる税金の一覧表などが載っておりました。


消費税が目に見えやすい出費なので問題視されますが、
消費税の影にかくれて、税金は毎年、こっそり上げられているのです。

新聞を読み終えたリエさんの結論。「うちはもう削るところがありませんので、
けんけんのお小遣いに手をつけます」。


いやいや、もうとっくに手をつけとるがな事件なのでした。
先々月は携帯代が高かったので、先月は何かで使ったので自主申告で、
お小遣いはついに5千円時代に突入。

これ以上減らしたら、中学生に戻ります事件なのでした。笑









コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です