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2011年11月 佐賀バルーンフェスタ 悲しみの佐賀編

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おなじみの旅行記ですが、今回は少し悲しい記事になります。
みなさまにおかれましては、深い、慈愛の心を持って読まれることを望みます。

            2011.11.4 著者:けんた

11月3日。
自由と平和を愛し、文化をすすめる意義を持つ国民の祝日、文化の日(National Culture Day).

旅行家、レディ・リエ氏と共に佐賀を旅することにした。
前日まで呼子へ烏賊を食べに行く予定だったのだが、旅行会議にて進路が大幅に変更。
早起きをして、佐賀インターナショナルバルーンフェスタを観賞することにしたのだ。
それから呼子へ、という計画でも良かったが、牡蠣の有名な太良町にも行ってみたい
ということになり地図を開いたところ、ともに反対方向にあり両者ともは行けない
ことが分かった。効率の問題である。

それで、行ったことのある呼子はやめて、太良町へ行くことになった。
それから近くにある嬉野温泉、レディ・リエ氏が前から行きたがっていた
波佐見町の陶器屋さんへという進路をとることにした。効率も良い。

AM4時半。「普段から仕事で早起きしなれているケンタには問題ないが、
早起きに慣れていないレディ・リエ氏は多分、起きれないだろう」、
「これは私が責任を持って起こさなければ」と気合を入れて起床したところ、
レディ氏はすでに目覚めて準備を始めていた。おにぎりを握っているらしい。

旅行家を甘くみていたようだ。流行る気持ちの前に早起きは、まさに朝飯前
だったのである。

5時、愛車に乗り家を出る。
バルーンフェスタが行われる佐賀の嘉瀬川河川敷までは約2時間。

順調に進み、開催時刻の7時には目的地を目前としていた。
のだが佐賀県最大級のお祭り、バルーンフェスタを甘くみていたようで、
会場を前にして、大渋滞、車は一向に進まない。

好奇心を具現化したような人物、レディ・リエ氏にとってそれは
とても許されるような状況ではなく、次第にご乱心モードに….

そして、恐れていたことが起こったのである。

飛び立つ一基目のバルーンを視認してしまったのである。

さらに会場に近づくと数十基のバルーンがすでに飛び立ってしまっていた。
飛び立つ瞬間を見れず、ますますご乱心のレディ氏を、
ケンタは必死に持っている限りの一発ギャグで癒そうとしたのだが、
火に油……返り討ちにあった。

ようやく駐車場に車を止めることができ、駆け出すレディ氏。
運転に疲れたケンタはついて行くことができず、この後、すぐにはぐれてしまった。

会場にて、すでに飛び立ってしまったバルーン達。

曇りだったのが残念だ。

まだ飛び立っていなかった数基のバルーン。
彼らの離陸を見守った。

点火。つねに点火しているわけでなく、時々火を入れるようだ。
近くにいると、けっこう熱い。

キャラクターもののバルーン。飛ぶわけではなく、ずっと待機して
観客を楽しませている様子。

2時間後、ようやくレディ氏と合流。いちおう記念にパチリ。

そういえばこういうのも飛んでいた。
パラグライダー隊。長い尾ひれをついている。
巻きついたりしないのか少し心配だ。

クイズ、「レディ氏を探せ」

太良町は、勇栄丸というところへ行った。
牡蠣も蟹もあるのが決めてだった。
太良町は、バルーンから1時間くらいかかった。

ここから食材を選んで、現地へ持っていってもらうシステム。

牡蠣がかご一杯入っていて、食べきれないくらいだった。
美味しかったが、もう1年くらい食べなくて良いくらい食べた。

牡蠣。生で食べても良いらしいが焼いた。

1000円の渡り蟹。もっと高額になるとサイズも大きくなる。

それから予定にはなかったが、道の駅で貰った地図に載っていた
祐徳稲荷神社に行ってみた。
太良町からは30分くらい。
ちょうど七五三だったようで着物を来たご家族も数組、目にした。

最近、年を取ったなと思う。
20代の頃は、こういう階段は走っても平気だったような気がするが、
最近は歩いて登ってもすぐに疲れる。
三十いくつでも、これほど低下するものかしら….人生は切ない。

景色。まだ上があるが登る体力がなかった。

そこからさらに30分ほど車を走らせて、嬉野温泉へ。
華のしずく、という旅館にお邪魔した。

熱くて、トロリしたお湯。美肌の湯らしい。
松山の道後温泉に入ったとき、「これは名湯や」と肌で感じた
敏感肌のケンタであるが、嬉野も負けじと名湯を感じた。
垢がポロポロとれる感じ(あ、ちゃんと毎日お風呂入ってますばい)。

それからレディ氏が兼ねてから行きたがっていた波佐見町へ。
若いハイセンスの陶芸家が集う町らしく、かわいい陶器がたくさんあった。
どこも撮影禁止なので写真はありませんが、この建物からしてお洒落でしょ。

レディ氏は一時、陶芸家になろうと思ったほど陶芸好きなので、
このあと数軒の陶芸屋さんを回ったわけだが、残念ながらケンタ家は
キングボンビーなので何も買わなかったのである。

と思ったら、2つくらい買ってたみたい。

そして楽しい佐賀の旅は終了した!

追記、その後の私達

「どこが悲しい記事やねん」と思ったあなた。偉大なる著者ケンタの書く
『悲しみの佐賀』の記事が、これで終わるはずはなく、小学生のころ誰もが先生に言われた、
「家に帰るまでが遠足です」の言葉通り、家に帰えるまでに事件は起こったのである。

楽しかったね、と各々に感想を述べながら高速道路を走っていると、
なんだか車が走らない。

「なんか、加速しないな」と呟くと、「やっぱり?」とレディ氏。
さっき、あたしが運転してるときアクセル踏んだらプシュップシュって言ったの。
とのこと。なんだろうね、と不安になりながら登り道に入ると、
車はさらに速度ダウン。
MAX40キロ状態になり、渋滞の原因となってしまった。

明くる日、一般道でも顕著に加速しない状態に、急いでディーラーに持っていった
のだが、点検の結果、見積もり金額は15万円。

マジンガー????一体何が?????

嘆きを表情に出しながら聞いてみると、ターボチャージャーが作動してないとのこと。
ターボチャージャーだけで部品代が10万円。その他の部品や工賃を入れると15万
という見積もりな訳である。愛機がターボエンジンなのが嘆かわしい><

大蔵省大臣、レディ様が、その状況下をお許しになるはずがなく、
「一体何が原因なのか」をディーラーさんに確認。

嫌な予感は的中。「オイル交換を長い間されてない」のが多分原因だ、とのこと。

レディ氏が以前、「オイル交換したほうが良いよ」と言っていたのを思い出し、
あぁ、ディーラーさん、何てことを言ってくれたんだと涙が出た。

悪気はなかったのだろうけれど……

帰宅後、レディ様は、キングレディ様に変貌。
標的は勿論、オイル交換を長い間しなかった、「ケンタ」である。

そのお金はどこから出てくるのか!とのご質問に、
「銀行から卸してください」と回答すると、
「そのお金はどうやって返ってくるのか」との再質問。

あまりの恐怖に、お小遣いを2万円から1万円に減らし、
15回払いということで返答してしまった。

ただし、前払いはOKとのことで、臨時収入があれば返済時期は早まるシステムだ。

返済の目処がついた大臣は、ようやく、いつもの優しいリエさんに戻った。
ほっとしたものの、これからケンタは1年3ヶ月ものあいだ、
1ヶ月1万円生活を送ることになったのです。リアルに悲しい。

というわけで、オイル交換を長期間していない皆様におかれましては、
明日にでもオイル交換することを推奨します。

悲しみは水に流そうと、お風呂に入ったケンタであるが、お風呂からあがると
さっそく、返済袋が作成されていた。

呼び方が「けんけん」でなく、「けんた」なのは、本当に怒っている証拠です。

あぁ、無常。細木カズコの言葉は本当だった….結婚おそるべしや

自由と平和を愛した結果がコレだ。

カンパはいつでも受け付けます。

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