二泊三日で鹿児島へ帰って来ました。
本当は8月に帰る予定でしたが、ふーさん発熱のため延期。
今回も台風が来るのでどうかなという感じでしたが、
少し足が遅くなったので、無事帰れました。
熊本から鹿児島の往路となる九州自動車道は、
益城熊本空港ICから嘉島JCまでが未だ、片面通行。
このあたりは地震の爪痕が酷く、通行できる車道も大きく
上に下にとうねっています。スピード出したら車が跳ねるん
ではないかしら、というくらい。
片面通行なので時間帯や曜日によっては、かなり渋滞します。
いつも思うのですが、往路とも左車線は大渋滞。
追い越し車線は途中で片面通行のため途切れるのですが、
そちらから追い抜いていく車は結合部まで走行でき、
特に問題なく合流(みな優しいので入れてあげる)できるので、
真面目に並んでいた人がバカみたいな状態になります。
両車線に同じ台数並んで、交互に入れるようにするとか改善できないのかしら。
高速から見える街並みからも地震の大きさが感じられます。
特に屋根の修繕は遅れており、瓦の家はどこもブルーシート。
これはうちの周りでも同じで、近所のお家はついに取り壊しが始まりました。
会社の人に話を聞いても、業者さんが足らずで、ようやく最近一社
来てくれたようですが、需要と供給の関係で修繕費も大きく値上がり
しているようです。金額をきいてびっくり。
屋根全体でなく、一部の修繕だけでも高級車が買える値段です。
そんな状態なので、台風が来るとなれば戦々恐々。
ブルーシートを貼り直したりして備えておられますが、実際に来たら
焼け石に水程度の対策のようです。
幸いにも、今回も熊本は避けてくれたので助かりました。
今年は地震があったので、本当に台風は勘弁してくれ状態です。
さて。
鹿児島では、ふーさんの従妹のうーくんの運動会を観戦したり、
水族館へ遊びに行ったりしました。
(運動会観戦ちゅ、お姉さんに髪を結ってもらうふー1歳)
ケンタは水族館好きで、これまで鳥羽水族館、名古屋港水族館、海遊館、
城崎マリンワールド、大分マリーンパレス水族館うみたまご、
マリンワールド海の中道、いおワールド鹿児島水族館、沖縄美ら海水族館
に行ったことがあります。
どこも素晴らしく、もし近くに住んでいたら年間パスポートを購入して
毎月遊びに行きたいくらいですが、残念なことに熊本には水族館がないので
毎日泣きながら暮らしています。
というわけでふーさんと一緒くらいテンションマックスで歩いてまわりました。
今回はふーさんとうーくんがお揃いのTシャツを着て初めての
おでかけだったので、気合満点でシャッタースピードを
調整しながら暗い中での撮影をがんばりましたが、なんということか・・・・
データが消えてしまいました。
これは復旧のプロの手を借りて、なんとか回復できないか祈っているところです。
ふーさんとうーくんはお揃いのTシャツを着ていたので双子ちゃんと
思われたらしく、見知らぬオバさんが、あら可愛い双子ちゃんと騒いでおりました。
水族館だけでなく、二日間一緒に遊んでいたのですっかり距離も縮まったよう
で、玩具のシェアも出来るようになり、最終的には食べ物のシェアもしていました。
同じおやつを同じ容器から二人で仲良く食べておりましたので、
なんだか成長を感じました。
これまではお互いの存在を感じつつも歩み寄ることはありませんでしたが、
今回はお友達として認識する事が出来たようです。
従妹だと知るのは、もう少し先になるかな。
二人とも性格が正反対で、お互いに無い物を持っているので、お互いに吸収
してちょっとずつ成長したようです。
こうやって一緒に育てる事が可能だったら、本当に成長の助けになるんだろう
な。二人で遊んでくれたら手も離れるだろうし。
と思いながら見守っていました。でも鹿児島と熊本は近いようで遠いので
一緒に遊べるのは年に数回かな。
ふーさんを育てて知りましたが、子供って環境で作られるよりも、
持って生まれてきた性格の方が大きいようで、三つ子の魂百までというより、
生まれた魂百までという感じ。
産まれ落ちた時から異常に声の大きな赤ちゃんでしたが、1歳4ヶ月になろうか
という今でも、何かと声が大きい。
眠たい時、頭をぶつけた時、冷蔵庫の中の食べ物が欲しい時、夜泣き。
特に一日中、冷蔵庫の中のものを欲しがり泣き続けるので大変です。
一つあげても食べ終えたらまた泣き叫ぶ。満腹中枢はあるのかしら・・・。
これの半分でも声量を落としてくれたらどれだけ楽かと毎日思います。
さらに落ち着きがまったくないので次から次に興味がうつり、ずっと見ていない
といけないので気の休まる時間もありません。
これも性格なのかすごいさびしんぼうで、隣の部屋に行っただけで大泣き。
失意のどん底に落ちたかのように泣き叫び、戻ると泣きすぎてしばらく体が痙攣
してヒクヒクがしばらくおさまらず。
結局赤ちゃんって、その都度その都度、大変の種類が変わるだけで、
ずっと大変なんですな。
いつも、2歳になって会話できるようなれば言いたいことを伝えるようになって
癇癪も減るのかなと思いましたが、2歳になったらなったで今度はイヤイヤ期が
始まるんだろうし、もう少し大きくなったら体力的にもついていけないだろう
し。思春期には悪いことをして困らせるのだろうし。
ただ、最近少し思えるようになったのは、手がかかるほど可愛いのかも。
手がかかればかかるだけ、なんだか可愛さが増しているような。
眠っている顔を見ると、すべての苦労を忘れます。
親の愛情というのもまた、恐ろしいものがありますな。
同時に責任があるので、泣いてもわめいてもダメなことはダメだと教えるのが
愛情だろうと、最近は厳しくしています。・・・つもりですが甘々かも。
ふーさんはワガママの時も泣き叫び方が酷く、冷蔵庫のバナナが手に入らなけれ
ばいつまでも叫んでいられるので根負けします。
良いように言えば、意志が強いのかな。
でもご飯の時間になると少食で、少し食べると口からベッと出します。
それから二度、そのご飯は食べてくれませんが、少しするとお腹が空くらしく、
結局オニギリだったり焼きイモだったりパンケーキだったりバナナだったり
リンゴだったりと、一日かけていろいろなものを食べ続けます。
おやつを食べるからご飯を食べないんだろうということは解っても、
泣き叫び攻撃で自分の思うままに持って行くので、厳しくしようがないという
か、あげたら泣き止むので楽な方を選んでしまいます。
本当に手のかかる子供です。
1年4ヶ月の間ずっとこの調子なので、リエさんはすっかり疲れていますが、
今回は鹿児島で友人にあったり、お母さんの手料理を食べたり、
お土産のお菓子をたらふく食べたり、家族で買い物にでかけたりして少し気分転
換できたようです。
女性は特に家族の結びつきが強いように感じます。
男は家を出たら出たっきり、男一匹なところがありますが、
リエさんは本当は鹿児島で暮らした方が幸せでしょう。申し訳ない。
ふーさんも遊んでもらえる人がたくさん居たので機嫌がよく、テンションマック
スではしゃいでいました。
二人だとあんまりかまってあげれないので機嫌も悪いことが多いです。
親に余裕がない分、子供の気分も左右されるのかもですね。
鹿児島では夜も寝てくれたので助かりました。帰ってきてからはやっぱり1時、
2時と夜泣き。泣き叫ぶ我が子をリビングで棒立ちで抱っこし続ける
シュールな時間が続きました(雨で外にも出れず、泣き声で近所迷惑を恐れなが
らの所業)。
漠然と立ち尽くしているとリエさんが救出に来て数分で寝かしてくれましたが、
あれは、やっぱり眠たくてきつい。
夜泣きの原因とかいろいろ調べましたが、こればっかりは時期なのかも。
でも、これも毎回書いているような気がしますが、成長を見るのが本当に
嬉しい。
今まで上手に描けなかったマグネット式の落書きの玩具を、上下間違えずに
ペンを正しい方向に持って(何度教えても反対に持っていた)、
ぐるぐる落書きして、ちゃんとスライドさせて描いた絵を消した後、
ペンをちゃんと溝に入れて収納してみせたときは、
嘘でしょうと目を疑いました。
昨日出来なかったことが今日出来るようになったのをみると、
苦労が洗い流されるくらいの喜びを感じます。
それからリンゴや梨が、この上ない好物のふーさんですが、食べてるときは
ケンタの口にも押し込んできて分けてくれます。
ケンタが食べたら自分の分が減る・・・という考えはないようで、
優しい子に育ったようです。
美味しい、ありがとう。というと、満面の笑み。
最近は道行く鳥、犬、カマキリ、勿論いろんな人々にもバイバイ出来る
ようになりました。
人間だけではなく、命を平等に扱っているようです。
大変大変思いながら育てていますが、こうやってちゃんと成長として
答えてくれるのはうれしいですね。
相変わらずママっ子で、眠たくなるとママです。
今日もママがお風呂に入っている間、ギャン泣き。ママ、ママと泣き叫ぶの
で困りましたが、散歩に行く?と行くと、「うん」と泣き止みました。
抱っこ紐でお散歩へ。ものの数分で眠りにつきました。
ケンタがふーさんを寝かせる唯一の技ですが、リエさんだとお家で抱っこ
でも寝てくれます。この差は、たぶん埋まらないでしょう。
仕事へ行くときは、ふーさんと離れるのはとても悲しいものがあって、
ずっと一緒に居られたらどれだけ幸せだろうかと考えますが、
りえさんにこの感覚は解らないようです。
そりゃ離れたことないものね。
というわけで写真の無い鹿児島帰省記でした。
リエさんお母さんの料理は一品一品が丁寧で、野菜や魚への包丁の入れ方や、
卵の焼き方一つですら真似できません。味付けも料亭のように繊細です。
ひとつひとつの作業に向き合い、考えたり工夫してこられたのが分かります。
ケンタも料理は好きですが、荒くれ者の性格もあって、こういう風には
作れません。性格と才能ですね。
リエさんお父さんは優しい方で、話し方が穏やかで丁寧です。
ケンタは荒くれ者なのでリエさんとよくケンカになりますが、
お父さんの話し方を聞いて育っているわけで、
そりゃケンタの言葉(言い方)ではケンカになるなーと反省。
女性は感情的になるというか、ホルモンバランスの所為で気分に
むらがあるのは仕方ないとしても、それでなくとも何でか
いちいち口にしてしまう!あきらかに不条理な感じもあります。
でも・・それを全体で受け止めれるくらいもっと優しくなろう。
と決意しても、なかなか夫婦というのは鏡のようなもので上手く行きませんが。
文句を言われなければ言うこともないんだけどなぁ・・・・。
リエさん姉妹も仲が良く、一緒に居る間楽しそうにしています。
リエさんは良くも悪くも姉のようなところがなく、むしろ妹たちに
憧れているようなところがありますので、上手くいってるのかも。
ケンタは弟に威張ってたので、あんまり好かれてないような。
いろいろ反省しますが、まぁ、ケンタにはケンタの良いところも
あるのでしょう。きっと。
いや・・・・ないかも^^;
とりあえず今の目標は、ふーさんをプロフェッショナルに育て上げること。
料理は2歳から、ままごとキッチンから教えようと思います。
掃除はすでにコロコロを手伝ってもらっています。
天才に育てようとは思いませんが、生活に関することは早くから教えて
あげたいと思います。ピアノでもなんでもそうですが、子供の頃に
はじめることは大切です。覚え方が違う。教育は大事です。
なんでも経験させること。
幸いにもふーさんは好奇心が強く、貪欲です。
出来るようになったことは何度も繰り返すので上達も早いです。
・・・これは親バカ目線かも。
最後にカメラのことでも書いておきます。
今回の旅ではうーくん君の運動会に行きましたが、これは知らなかったので
望遠レンズは持って行かず・・・。
運動会となると望遠がないと厳しいです。
あんまり考えて撮らなかったのでF値を小さいまま撮影しており、
全体的に明るくボケてしまいました。
明るいレンズは、広い風景を取るのは苦手です。
ズームがあればなぁ・・・。
というわけで運動会の撮影は失敗。
あとは水族館に行きました。
水族館は暗いので、普通に撮ると手振れします(勿論フラッシュは使用しない)。
解決策は、明るいレンズを使って、さらにシャッタースピードを上げる。
Sモードでシャッタースピードを上げるとどうしても暗くなってしまいますが
(受光素子に光が届く時間が短くなり、光が少なくなる、
Sモードなので他設定の融通が利かない)、か
手振れはしないので、RAW形式で撮影しておいて、
あとで編集(現像)のときに明るくすればOK・・・・
の予定でしたがデータが消えてしまい実証できず。
あと普通に室内で撮影もしました。
これは単焦点レンズの独壇場。
そうとう部屋が暗くない限り、そんなに失敗しません。
まぁ、何でもかんでも明るければ良い写真というわけでもないので、
暗く写ったらモノクロにしたりで光源の変化を楽しめば良いわけで。
(ただ一般的には、人物を取る時は明るい写真が良く見えます。どうしても。)
ちなみにキャノンの方が明るく写るので、人物撮影に向いてるそうです。
キャノンは現実よりも綺麗に、ニコンは現実を忠実に写すというのが
モットーのようです。
なので人物撮影のプロ(結婚式のカメラマンとか)はキャノンを、
アーティスティックな方はニコンを選ぶらしい。
ケンタカメラはニコン。ニコンの良さはスペックの高さ、頑丈さ、
など地味で無骨なところですが、今のところ気に入ってます。
RAWで撮れば明るさもあんまり関係ないし。
とりま、カメラと被写体があれば暇はしません。
と言っても、これも消えてしまいましたが。
かぶしきがいしゃウルアさん。頑張ってくれてるだろうか。
以上、奇跡的にもここまで読んでくださった奇特な方には50円あげます!
(50円希望のコメントください!)
ケンタでした。