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2017年3月 ショアラバ 天草大多尾

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今年は春が近づくにつれ気温が低下。桜も咲く気配なし。寒すぎ。。。。

年寄りに冬の夜釣りは堪えるので、今回もデイゲーム。
天気予報と潮見表とにらめっこして、起床時間を決めます。

朝6時までは雨。満潮は9時。
なるほどなるほど。起床時間は5時ですね。
あんまり早く起きてもきついし、雨も降ってるので、5時に起きて向かえば朝まづめにぴったり。

6時半、天草東海岸を代表する巨大な港、大多尾漁港。
魚影は深海と同じく濃く、小魚が群をなして泳いでいます。

メバルも大群。しかし、これまた深海と同じで、見えてる魚はルアーには反応しません。
おそらくエサにも反応しないかも。

透明のツンツン動くミニイカみたいなのをベイト(タモで救って確認)にして、満腹状態のようです。

とりあえずワームで赤ちゃんアラカブ。ふむふむ。魚影は濃い。

雨上がりの好天、風なしのベタ凪。そして魚影は濃い、墨跡あり。
これはイカ・・・・おるよね。。

と引退したばかりのエギングロッドを手にし、30分しゃくってみましたが、異常なし。
ふと、稀勢の里が、目に浮かびます。あきらめるなと、横綱は教えてくれました。

が、ふと、思います。

ワテクシって、横綱タイプじゃないよね。そう・・・憧れたのは舞の海。
技のデパート。猫だまし、八双飛び、なんでもやってみるのがワテクシの漁法!!

てか、性格的に飽き性なので、同じことをずっと続けられないようです。

自作したカブラ、通称ケンタカブラでメバルが爆釣するのはもはや判明しているので、今日はメバルは狙わず。
同じく自作したタイラバ、通称ケンラバを、エギングロッドにセット。

錘も、エギロッドで投げれる重さで自作しています。
そう、これってショアラバ(沖ではタイラバ、ショア(陸っぱり)からなのでショアラバ)なのですが、

ショアラバのタックルではなく、エギングのタックルなので、別名称が必要になってきます。
悩むこと3秒。そうか、陸っぱりで、しかも今の季節鯛は釣れない。
でも鯛と同じくらいタイラバに食いついてくる魚がいます。それが、根魚。

青物もタイラバでつれますが(船釣りで確認済み)、陸から現実的に狙うのは、根魚。

根魚をエギングロッドで釣る根ギング!そう、これはまさに、ネギング!!
(かじゅ師匠、残念賞を送っときます)

釣り方はタイラバを参考(キャプテン鵬丸三世さんに教わったタイラバの知識が活きました)
にしますが、違うのはキャストするところ。
遠投してボトムを取り(錘が重いので着底ははっきりわかります)、底についたら、すぐに
巻き上げる。大体10メーター巻いたら、ベイルを起こしラインをフリーにして再度ボトムを取る。

ボトムをとったらすぐ巻きあげるのがポイントです。
魚の気持ちになってみれば、美味しそうなタコみたなのが落ちてきた。
と思ったら、すぐ跳ねた。もしオレだったら、食いつきます。

これの繰り返し。タイラバと同じで、アタッても平常心。巻き続けるのが大切です。

B&G海洋センターでヒラメを狙いに浅瀬へ投げて練習したところ、
浅いので根魚たちがおいかけてくるのが丸見え。サイトフィッシングです。

そして、ぱくっと。見てただけに、思わず鬼あわせ。かかりましたが、すぐはずれました。
ソイだったのかな?残念。しかし、これ・・・釣れるわ。見てるだけでも美味しそう。

おれが魚だったら、絶対食いつく!

バス釣りに、こういうルアーあったよね。と思いながら、これやはり深場の釣りやなと大多尾へ戻り・・・

一投で結果は出ました。アラカブ。

めちゃめちゃ楽しい。

そして高級魚、キジハタ(アコウ)。釣ったときは30センチでしたが、氷締めして持ち帰ると
なぜか29センチに縮んでました・・・。

しかしこのサイズでも、根にもぐろうとしてなかなか引っ張られました。
エギロッドなのでパワーがありぶり上げましたが、もしライトタックルでかかってたら負けてたな。

めっちゃ爆釣するかもと稀に見る勢いで我が里海でロッドを振り続けましたが、地合が終わったようで・・・
もう反応なし。生命反応がなくなったのが、なんとなく海を見るとわかります。

そして、大潮のど干潮。釣りの地合って、本当に短い。
朝まづめ、そして満潮、この条件が、おそらく根魚はいちばん活性が高いはず。

昼、ど干潮。もう根魚はすっかり寝魚になりましたようで。

立の鼻。雰囲気ばつぐんですが、寝魚してます。

干潮時はなぜか本渡方面に行ってしまうケンタ。
アイナメ狙いでしたが、寝魚でした。マテ貝をほる人たちがたくさん。

またB&G海洋センターへ。3月でもヒラメの釣れるポイントらしいですが、
ほんまにこんな浅いところにおるんかいな。満潮でもかなり浅いんだけど。

立の鼻。雰囲気抜群ですが、反応なし。ここは朝まづめに狙ってみたいなぁ。

パパン号が、今回も活躍しました。ロッドをそのまま出し入れできるから、いいなぁ、やっぱでかいのは。
でもでかいと高いしガソリンも食うし税金高いし、無理よね。まあ、借りれるからよいか・・・。

ガソリンを使った分入れて返しました(大きい車は満タンにするとたくさん入るので小遣いではまかないきれず)。

結局、午前中に釣った2匹だけでした。でもアコウがいるから良いや。

家族4人に分けると、一人ぶんはこれだけ。
なぜアコウが高級魚なのか、食べてみると分かります。

身が筋肉質で、魚のくさみがいっさいない。ほんのりと甘味。ヒラメの筋肉質バージョンかしら。
そして、皮も美味しいので湯引きして。

もみじおろしとポン酢で頂きました。

うまし。よし、シーズン(夏)は、これを専門に狙いに西海岸へ行こう。

ちなみに3日寝かせると身がやわらかくなり甘味が増して絶品らしいですが、
新鮮で硬いほうが好きという意見もあり、好みはさまざまです。

うちの家族はたぶん新鮮派かな。

アラはお吸い物にすると、上品な出汁が出ます。捨てるのは内臓だけ。
海の恵みに感謝です。

山の恵みも撮れとママンが。

さて、全部綺麗に洗って潮を落として日陰で乾燥させて、終了です。

あんまり釣って来ないので家族からはエサつけんと魚は釣れん!と言われますが、

いやいや、これは趣味。

釣れなくても、いろいろ考えて試行錯誤して釣り場をまわってくると、得るものはたくさんあり、
それって、釣れても釣れなくても十分楽しいです。まぁ、わかんないよね。。。。この貴族の遊びは。。

ちなみにエギはロスとすると千円が飛んで行きますが(今回もロスト)。
自作したタイラバは一個50円。そして、自作したカブラは10円くらい?

ロストも怖くないので素敵です。

タイラバも2個ロストしたので、また製作しなければ。
もう少し改良点を思いついたので、またご紹介します。

いやしかし、ちょっと満足したのでまた数ヶ月いかなくてもいいや。

ぶっちゃけ、釣りは修行のような一面もあるので、楽しいけれど疲れるところもあり。
釣り人のブログをみてると、みなさん毎週のように海へ出かけられますが、
ケンタはそこまではまれないかも。

ぶっちゃけ、ふーさんと砂場で遊んでるときが、ケンタは一番幸せです。

やっぱり娘やな。帰ってチュッチュしよっと。リエさん生んでくれてありがとう!

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