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2018年10月 カヤックフィッシング 野釜島編

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釣りは一種のギャンブルなので、依存性が高い。
下手したら麻薬レベルなのではないかしら・・・。

逃した魚のこと、烏賊のことが忘れられず、また海に向かってしまう。
この遊びには完成がない。完成というか、完璧がない。

完璧だったな、と思える1日がない。必ず失敗がある。
失敗には必ず理由があって、その修復作業のためにまた海に向かうのだとも言える。

あるいはその日の釣りのうちに修正できて、それが喜びにつながる。

つまり、成長していくのだ。釣れば釣るほど、腕が上がる。

腕というのはテクニックに違いないが、テクニックとは知識の濃さである。
なぜ失敗したのか。どうしたら成功したのか。反省を繰り返し、少しずつ釣りが上手になっていく。

もう一つは、あの引き。

真鯛のグングンと来る力勝負の引き。
アオリイカの独特の、強烈な引き。

あれが依存の正体と信じて疑いません。

前日の夜は、娘と一緒に20時に就寝。
3歳の娘はそれから10時間続けて眠ることが出来るが、我々アラフォーともなると体力がないため、
6時間後の午前2時には目が覚める。

本当は午前1時に目が覚めたのだが、無理やり寝てなんとか2時。

遠足に行く前の子供のように、ぱっちりと目が覚める。
準備はすでに終わっている。

着替えて、車に乗り込むだけ。
お弁当のヒライでパンを2つ、おにぎりを1つ、お茶を2本。

それが今回の支出のすべて。

ルアーフィッシングは餌が要らないため、釣り具屋さんによる必要がない。
以前は氷だけ買いに行っていたが、最近は保冷剤(ちょっと高級なやつ)と、
ペットボトルの氷を数本凍らせたものをクーラーに入れて持っていくので、氷代すらかからない。

4時前には海についたが、風が吹いていた。波はないが、やたらと寒い。
いやいや死ぬっしょ・・・・と諦めて、

寝袋をかぶってエブリィで眠ることにした。

10分ほど寝たつもりが、5時半になっていた。寝すぎた・・・。

外はまだ寒いので、保険で持って行ったイージスオーシャンを着た。
真冬用なので、着ると全く寒くない。

本当は濡れても良いようなドライスーツが欲しいけれど、そんなお金はワテクシにはない。

朝まづめはエギングを、と思っていたが、最初の数投でラインが指にひっかかり、
餌木だけ飛んで行ってしまった。

しかもPEラインとリーダーの結び目から切れたので、意気消沈。
結び直している時間が惜しいので、エギングはあきらめて自作のダイソージグに変えて数投。

真鯛が釣れた。

けっこうな引きだったので楽しめたが、それにアジをしめてジグを落としてしゃくりまくっていたら、

やたらとウネリのひどいポイントまで流されてしまった。

今日の海は変で、波の穏やかなところと荒波のところが交互に存在していた。

朝は、ウネリを脱出、穏やかな海で釣り、また流されてウネリのポイントへ、脱出して穏やかな・・・・

を何度も繰り返して、まったく釣りにならなかった。

朝まづめはすっかり無駄にしてしまった。

真鯛が一匹だけ。これがなかったら心も折れていたかも。

いつもの無人島へ上陸して、ヒライのおにぎり。

おにぎりを食べるだけでのり弁を食べることができる、さすがのクオリティ。

お弁当のヒライ。ありがとうございます。

ダイソージグは何でも釣れる。ジグは、ダイソージグで十分。
ただ自作なので手間暇かかっており、ロストはコスト的には痛くないが心は痛い。

ただカヤックのように落として巻いての釣りはロストもほぼないので、
高級なジグを買っても良いかもなぁ、と思い出したこの頃。

スマホの充電が切れて、このあとの写真はない。

今日は今までで一番ウネリがあった。
あっという間に沖まで流されるので、戻って、また流されて、戻って、で釣りの時間がほとんどなかった。
漕いでばっかり。

ウネリがあるとカヤックは進まないので、本当に漕いでばっかりだった。
凪のときは驚くほど進むカヤックも、ウネリのときは進んでるのか?レベル。

大潮って確かに釣れるんだろうけれど、カヤックには向いてないかも。
長潮の凪の日くらいで良いかも。ウネリひどいど釣りにならないので意味ないし。

エギングは全然ダメだった。

このところ当たり前ように釣っていたので図に乗っていたが、やっぱりこれが現実か。。。と思っていたが、
干潮間近に時合いが来た。

結局、時合いなのだ。

場所は確かにあるが、場所が同じでも時合いがなければ釣れない。
しかもその時合いは短い。10分とか、本当にそれくらい。

全然釣れなかったのに、5投で3回かかったりする。それが時合い。

今日は2杯あげたが、その間の1杯は逃してしまった。
これが強烈な引きで、烏賊ではないような青物のようなドラグの走り方だったが、
あれは烏賊に違いない。

ドラグを鳴らされ引っ張りまくられたので慌ててドラグを締めこんだが、
その時にテンションが抜けて、次に巻いたとき抜けてしまった。

ドラグの締めこみも甘かったし、何よりテンションを抜いたのが痛かった。

餌木は返しがないので、常にテンションをかけておかなければいけない。

しゃくるときドラグが緩い方が良い気がするのでそれは良いのだが、
締めこむときにテンションを抜かず、持ち上げながら一気にドラグを締める。

ただ今回はその反省が次の1杯に活きて、2杯目の釣果につながったのでよかった。

幻の1杯は、安土大島の1杯のような引きだった。キロあったと思うが、秋にそのサイズがいるのかしら?

それとも青物だったのか??

とりあえず安西先生の言う、あきらめたら試合終了ですよ、は事実だったようで、
諦めず最後まで投げたのがよかった。

諦めも肝心、というパターンもあるが、あきらめたら~も事実。チョイスは非常に難しい。

その日のうちに捌いて、塩をして寝かせるのがワテクシの流儀。

プロフェッショナル、カヤックアングラーケンタと呼んでもOKです。

プロフェッショナルとは、KENTA・HONDA。

プロフェッショナルを、今日からKENTA・HONDAにしてしまいます。

プロフェッショナルは、次世代の教育も忘れません。

本日の釣果。カヤックがある限り、坊主とは無縁な気がしてきました。
今日はダメな1日の印象でしたが、それでもちゃんと釣れてます。

ダイソージグで真鯛とアラカブ。
自作のタイラバで真鯛とキジハタ。
3号のパタパタエギで、アオリイカ2杯。

撮影のために海藻もすくってきました。

捌くのって大変なので、あんまり釣れなくても良いかも。これくらいで。

なんの料理にしようかしら。

潮をして寝かせましょう。

烏賊はいったん冷凍して甘みを出します。

かじゅ師匠がいろいろと忙しく釣りに行けてないので、
愛弟子の成長を見て釣り心を少しでも満たして頂ければ幸いです。

エギングも少しずつ成長してきたので、またいつか一緒に行ける日が楽しみですね。

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